東はりま総合法務 (行政書士寺下賢志)
 超・簡単 ひと目で分かる 新経審
 

STEP2

 STEP1でご紹介しましたように、各指標の計算式は全て、分数の形をしています。
そこで、例えば、
    A
   ---
    B
と言う分数があって、この値が大きいほど良いのであれば、分子にあるAの値を大きく、分母にあるBの値を小さくすればよいですよね。 逆に、この値が小さい程良いのであれば、Aの値を小さく、Bの値を大きくすればよいのです。また、
   C-D
  ------
     E
と言う分数で、この値が大きいほど良いのであれば、Cの値を大きく、Dの値を小さく、Eの値を小さくすればよいです。 逆に、この値が小さい程良いのであれば、Cの値を小さく、DとEの値を大きくすればよいのです。


 ここで使う理屈はこれだけです。簡単ですよね。この誰でも分かる非常に簡単な規則に従って、各指標の計算式を分析してみたいと思います。
 まず指標X1の計算式は、

        (支払利息−受取利息配当金)              上限値  -0.3
   X1= -----------------------------×100
               売上高                      下限値   5.1

となっています。ここで注意すべきは、上限値が-0.3、下限値が5.1となっているのを見ても分かるとおり、指標X1の値は小さい程良いのです。ですので、分子の値を小さく、分母の値を大きくすればよいことになります。従って、
 支払利息:       小さい程良い
 受取利息配当金:  大きい程良い
 売上高:        小さい程良い
と言えます。

 以下、同じ規則に従って、全ての指標の計算式を分析しますと、STEP3のようになります。


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